こんにちは、久川和人です。
うつ病のときには心療内科で日記を書くことを勧められることがあります。
日記を書くことでうつ病改善につながるといわれる日記療法。うつ病治療中の行動を日記に書き、その行為が治療となり、うつ病が改善されるというもの。
この日記をブログの記事に書けば、うつ病の治療効果があり、うつ病治療中の人たちの励みにもなり、お金を稼ぐこともできるんです。
僕もうつ病がひどい時に、心療内科の主治医から日記を書くことを勧められました。でも何を書いたらいいのかわからず困ったことがありました。
今回は、うつ病治療にブログで日記を書いて生活費も稼ぐことについてお話していきます。
この記事の目次
うつ病改善にはなぜ日記がいいの?
うつ病改善に日記を書くことはつぎのようなメリットがあります。
- 冷静になって考えを整理することができ、堂々巡りになってしまう思考から抜け出すことができる。
- ストレスの発散につながる。
- 記憶力や思考力が回復し、自分にもできるという自信につながる。
- 行動するようになる。
- 心療内科の診察時に見せれば診察の役に立つ。
それぞれの項目について説明します。
冷静になって考えを整理することができ、堂々巡りになってしまう思考から抜け出すことができる
うつ病になると、不安な気持ちや罪悪感などのネガティブな思考になりがちです。そのネガティブな思考を頭の中で繰り返し思ってしまうことで、ますますネガティブな思考になって抜け出せなくなってしまうということが起こります。
ネガティブ思考になると視野が狭くなって、簡単なことでも答えが見つからなかったり、一つの答えが出るとそれしか考えられなくなります。
そんなときは、不安なことや罪悪感などのネガティブ思考の原因となっていることを書き出すことで、いつもとは違う角度から自分を見ることができるんです。そうすると、自分を客観的に見ることができるので、冷静になって考えを整理することができます。
書き出すことで、悩む必要がないと気が付いたり、解決方法が見つかったりします。同じことで悩み続けていたことも、書き出すことで、新しい答えが見つかるなんてことも期待できますよ。
ストレス発散につながる
言いたいことを口にだすとスッキリすることってありませんか?
それと同じように、文章に書くことで、口に出すのと同じような効果があります。
日記で、自分の不安な気持ち、悲しい気持ちを書き出すことで、心の中にとどまっている嫌な気持ちを吐き出すことができるんです。
体裁などを気にせずに、思ったことを書いていってください。そうすることで、気持ちが落ち着き、ストレスの発散にもつながりますよ。
また、普段の生活の中でも、言いたいことを言えないときは、紙に書いて破って捨てることでも同じようにストレス発散できますので、試してみてくださいね。
記憶力や思考力の回復し、自分にもできるという自信につながる
うつ病がひどくなると、記憶力や思考力が低下するといわれています。
僕はうつ病がひどいときは、物事を考えられなくなったり、覚えられないということで大変悩みました。
それは、不安や眠気で物事が考えられなくなったり、脳内にあるセロトニンが減少したり、抗うつ薬の副作用。さらに、仕事に行かず自宅に引きこもっていると頭を使わなくなりますよね。このようなことで、記憶力や思考力の低下が起こるのかもしれません。
そんなときに、メモ書きでもいいのでその日の行動を書き出すと、頭で考えるので記憶力や思考力の回復につながるのです。さらに、行動を書き出すことができると、できたという達成感も得られます。そして、日記を続けることができると、自分にもできるという自信にもつながります。
でも、無理して長い文章を書く必要はありません。今の気持ちをたった1行でもいいのです。書かなければいけないという強迫観念にとらわれないように、日記を書くのを習慣にできるといいですよ。
行動するようになる
日記を習慣化すると、日記を書くという行動が発生します。それだけみるとたいしたことではないと思いがちですよね。
でも、日記を書くには、布団から出る、頭を使い考える、文字を書くといった一連の行動が必要です。寝たきりにならないんですね。
うつ病で何もしたくないときに、毎日、日記を書けるということは自分に自信を持てるし、自分は行動できるんだということを思えるようになります。そうすることで、自然に行動するようになっていきますよ。
心療内科の診察時に見せれば診察の役に立つ
心療内科の診察では、自分の状態を上手く表現できなかったり、言いたいことが言えない、言いたいことを忘れてしまったということがありませんか。
そんなときは、あらかじめ日記に書いておけば、それを見返すだけでいいのでメモ代わりになりますよね。また、日々の状態を伝えなくても、日記を渡すだけでいいんです。
渡すだけといっても、日記を見せるのは恥ずかしいですよね。
でも、日記には、あなたの思ったこと、感じたことが書かれています。主治医が日記を見ることで、あなたの状態を把握することができ、適切な診断をしてもらいやすくなります。
ですので、ぜひ日記を見せてあげてください。
日記には何を書けばいいの?
日記に書く内容は特に決まりはありません。日記を書くこと自体を難しく考えてしまうのはうつ病にはよくありませんので、深く考えないでくださいね。
趣味や楽しいことなどを書くと、日記を書くのが楽しくなるのでおすすめです。
もし、何を書いたらいいのかわからないといったときは、つぎのようなことを書いてみてください。
- 趣味や楽しいことを書く
- その日の天気や気分、出来事などを簡単に書く
- 嬉しいことや悲しいことなど、その日に思ったことを書く
- どうしたい、どうなりたいなどの希望を書く
書くことが思い浮かばないようであれば、その日の天気や出来事を書きます。「今日は、一日中いい天気でした」とか、「近くの公園に散歩に行きました」、「今朝はよく眠れた」など、その日の天気や行動を簡単に書きます。
そしてその時の気持ちを書きます。「日光に当たっていたら、温かく気持ちがよかった」とか、「散歩にいったら、気分転換になりました」、「お昼に食べたスープがおいしかった」などのように。
そして、できれば、どうしたい、どうなりたいといったことも書きます。「明日は、少し離れた野球場まで散歩をしたい」とか、「図書館で本を読んでみたい」、「レストランでゆっくり食事ができるようになりたい」などのように書いていきます。
日記は書けなかったら1行でもいいです。「おいしかった」、「うれしかった」、「楽しかった」といったちょっとした出来事を1行でも書けばいいんです。
日記は、無理をしない程度に続けていくことを心がけてくださいね。こうした積み重ねが、うつ病改善につながっていくのです。
僕は日記を始めたときは、その日の天気と起きた時間、その日にしたことぐらいしか書けませんでした。最初の頃は一行だけ。でも続けていると、一か月で時々ノートの半分ぐらいかける時もありました。その後は、趣味ブログを始めるようになり、次に紹介するようにブログから少しずつ収入を得ることができるになりました。
日記を書くならブログでお金稼ぎも
せっかく日記を書くのなら、それをブログにしてみませんか。ブログには、趣味や好きなことを書いてもいいし、日々の日記を書いてもいいです。
ブログは本名でなくてもいいし、自分の住所や写真を載せる必要もありません。そのため、あなただと特定できるような情報を載せる必要ないので、気軽に始めることができます。
ブログにすると、こんなメリットがあります。
- 布団から出て起きる、パソコンを使う、といった体を動かすという行動が発生するので、活動的になれる。
- ブログは人から見られるので、言葉遣いや内容を考える必要があるので、読み手のことを考えて書くので思考力やコミュニケーション力を高めることができる。
- 今まで気が付かなかった、好きなことや楽しいことが発見できる。
- うつ病で悩んでいる人がブログを読むことで共感したり、不安を和らげさせることができる。
- ブログから収入を得ることができる。
ブログにすれば活動的になったり、思考力やコミュニケーション力が高められたり、ブログを書く中で、あなたのやってみたいこと、好きなこと、楽しいことなどが見つかることもあります。
また、うつ病で悩んでいる人は、自分の病気について不安に思っています。うつ病の体験談やうつ病の人がこんなことをしているといったことがわかると、共感が持てたり、安心できたりするんです。ブログを書くことで人助けにもなります。
それに、ブログにすればお金を稼ぐこともできます。お金を稼ぐ方法としては、アドセンスやアフィリエイトといって、ブログに広告を貼ったり、好きな商品を紹介して売るといったことで可能です。
もちろん、簡単にお金が稼げるようにはなりませんが、少しでもお金が稼げれば嬉しいですよね。うつ病で休職して収入が少ない時に少しでもお金が稼げたら自身にもつながります。記事をたくさん書いていけば、生活費だって稼げるようになります。
まとめ
今回は、うつ病改善にブログで日記を書いて生活費も稼ぐことについてお話しました。
うつ病改善に日記を書くことはつぎのようなメリットがあります。
- 冷静になって考えを整理することができ、堂々巡りになってしまう思考から抜け出すことができる。
- ストレスの発散につながる。
- 記憶力や思考力が回復し、自分にもできるという自信につながる。
- 行動するようになる。
- 心療内科の診察時に見せれば診察の役に立つ。
そして、ブログにすると、さらにこんなメリットがあります。
- 布団から出て起きる、パソコンを使う、といった体を動かすという行動が発生するので、活動的になれる。
- ブログは人から見られるので、言葉遣いや内容を考える必要があるので、読み手のことを考えて書くので思考力やコミュニケーション力を高めることができる。
- 今まで気が付かなかった、好きなことや楽しいことが発見できる。
- うつ病で悩んでいる人がブログを読むことで共感したり、不安を和らげさせることができる。
- ブログから収入を得ることができる。
ブログを書くことに抵抗があるようであれば、もちろん日記を書くことから始めてもいいです。
ただし、注意が必要なのは日記やブログを書くことでうつ病がひどくなると思ったときです。そのときは、無理をせずに書くことを辞めたり、書きたくないことは書かないといったことをしてください。
あくまでも、あなたのペースで続けていけるように進めていってくださいね。