浜辺

こんにちは、久川和人です。

僕はいつも『生きられるところまで生きてみよう』と思って生きています。

そう思うようになったのは、ホームレスになったとき。

今回は、『生きられるところまで生きてみよう』ホームレスだった頃からの考え方についてお話していきます。

僕は死のうと思って失踪しました

もう20年近くになりますが、僕は20代後半で離婚。その後、会社の多忙さと、会社の人間関係で疲れてしまい、失踪しました。

失踪したときは、このように考えていました。

『行きたい場所を旅して、お金が無くなったら死のう。』

今まで旅行などに行ったことがなく、死ぬ前ぐらいは日本国内を見て回りたいと思ったのです。

そしてお金が無くなり、最後に海でおぼれて死のうと思ったとき、ある出来事が起こったことで生きて戻ってきたのです。

その出来事についてはこちらの記事もご覧ください。

失踪した僕を救ったのは、クレジットカードの一言だった!!

生きて帰ったあとは、とてもつらいことばかりでした

そして、僕は死ぬことはなく東京に戻りました。

最初に両親に会いに行き、その後、会社に行って上司や同僚に会ったのです。帰ってきた僕を見て、みんな非常に喜んでいました。でも、みんなが喜んでいるのに、僕にとっては非常につらいことでした

なぜなら僕は、みんなに迷惑をかけたのに、謝ることができなかったのです。でも僕が悪いと思っていなかったわけではありません。本当に何て言ったらいいのか言葉が見つからず、ただ黙っていることしかできなかったのです。

それは、失踪から戻ってくる間、こんなことを考えていたからです。

『みんなに会ったときに何て言えばいいのだろう。』

そのようなことを考えても答えが出ないのです。謝るといってもどう謝ったらいいのかもわからない。

『自分を表現できない。』

答えが出ない僕は、みんなの前で生きて戻ってきてはいけなかったのだと思うようになりました。

そして、当然会社はクビ。再就職をするため、いくつかの企業に応募しましたがすべて不採用。その後、東京を離れて、失踪時、最後にいた福岡県の地に行き、ホームレスとなりました。

生きられるところまで生きてみよう

ホームレスになっても最初のうちは、就職先を探しました。そのとき僕は正社員になることしか考えておらず、アルバイトもしていません。就職できないまま、お金も底を尽きました。

このままホームレスでもいい。

そう思うようになっていました。

夜は繁華街の公園で寝泊まりをして、昼間は食料を確保する以外は自由です。

お金や住む家もない。服は取り替えられないし、ひげもめったにそらないので、みすぼらしい格好。いっぱいご飯は食べられないので、つねにお腹は空いています。夜も安心して眠ることができません。でも自由であることは楽しみでもありました。

今日は、

・あそこのデパートに試食をもらいに行ってみよう

・天気がいいからあの公園でシャツを洗おう

・海岸を歩きに行こう

・ちょっと疲れたから、ベンチで昼寝をしよう

といったみたいに自由なのです。

自由すぎても飽きるということはありませんでした。

それは、

『こんな環境だから、そんなに長くは生きられないだろうし、生きられるところまで生きてみよう。生きられるところまで頑張ってみよう。』

としか思っていなかったから生きていられたのだと思っています。常に死と隣り合わせな状態なのに、死を意識したことはほとんどありませんでした。

まさかの再就職

でも、寝泊まりをしている公園で、一人の女性に助けられました。その女性が買ってくれた1冊の就職情報誌と、茶封筒に入っていた2万円ものお金。この女性のおかげで再就職することができました。

その出来事についてはこちらの記事もご覧ください。

『公園のベンチで再会した女神からの手紙』これが僕の再出発の原点

IT企業のシステムエンジニアに採用され、勤務地は東京の本社。東京へ行く旅費も、東京でしばらく暮らすための滞在費も会社で負担してくれました。

その数年後、今度は重度のうつ病になって、休職しました。

自分を拾ってくれた唯一の会社。この会社以外には働ける場所はないと思いこんでいました。そのため、仕事がどんなに大変でも、僕一人で何とかしなければいけない、そのように自分を追い込んでしまったのがうつ病になった原因の一つだと思っています。

ブログのと出会い

でもホームレス時代に思っていた、

『生きられるところまで生きてみよう』

という気持ちは残っていました。

うつ病が改善されてきたとき、一つの考えが生まれました。それは、

『生きられるところまで生きてみよう』

を深堀していくということ。そのように考えていくと、今の会社にしがみついていくだけではない、たくさんの選択肢が生れます。今の場所にこだわる必要もないし、ほかの生き方もたくさんあるのだと気が付きました。

そして、会社に勤める以外の生き方として、僕がたどり着いたのがブログだったのです。

それも、趣味のブログ。僕の趣味は神社めぐり。最初は神社について記事にしていくということでした。それがきっかけとなり、ブログを通じて、インターネットビジネスでも収入を得られるようになっていきました。

おわりに

今回は、『生きられるところまで生きてみよう』ホームレスだった頃からの考え方についてお話しました。

あなたも、『生きられるところまで生きてみよう』という気持ちを少しでも持ってみてください。とくに、僕のようにうつ病になったり、うつ病までいかなくても人生がつらいと感じたりしたときに、考えてみてください。

『生きられるところまで生きてみよう』と考えれば、たくさんの選択肢が生れ、今の場所にこだわる必要もなく、ほかの生き方もたくさんあることに気が付きますよ。

 

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