こんにちは、久川和人です。
「自分はブログで1記事書くのもやっとなのに、何で他の人はあんなに簡単に記事を書いているのだろう。」
「自分はひとつの企画を出すのにも四苦八苦しているのに、何であの人は楽々と斬新な企画を出してくるのだろう。」
このことは僕の経験談なのですが、本業では会社に勤めながら、副業でブログを書いていると、そのように人の才能がまぶしく見えてくることってありませんか。
しかし、まぶしくみえる他人の才能をうらやんでも、何も始まりません。あなたのやるべきことはちゃんと他にあるのです。
今回は、人の才能をうらやむ前に、コツコツ続けてみようについてお話していきます。
コツコツ続ける習慣
やるべきこととは、自分のできる努力をコツコツ続ける習慣を身につけることです。その「習慣」によって「才能」を超えることができると僕は思っています。
僕はうつ病で休職していたころ、近所にあるお寺の座禅会に参加していたことがあります。その座禅会では、早朝5時に、お経を読み、座禅をして、最後にお寺の庭の掃除をするのです。これを続けること3か月。毎回同じことをしているうちに、座禅会に間に合うように早朝4時に起きるようになり、お経も、座禅も、庭の掃除も・・・これらの修行のすべてが習慣となり、身についていきました。「体が勝手に覚えていく」といってもいいかもしれません。
その座禅会を行っているお寺の住職がおっしゃっていたのは、座禅会(修行)の本質は「繰り返し続けること」にあるということ。いくらお経を理解する能力にすぐれていても、こうした努力を怠っていたら修行にならないのです。
それに米メジャーリーグで活躍したイチロー選手にもこんな言葉があります。
努力せずに、何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思います。人が僕のことを、努力せずに打てるのだと思うなら、それは間違いです。
プロ野球の天才プレーヤーであるイチロー選手でも、努力なきところに天才もないということをいっているのです。
イチロー選手と同じ才能、またはそれ以上の才能を持っていても、努力をしなかったら、その才能が開花することはなく、まさに、努力に勝る才能はないといえます。
自分のできるコツコツを続けること
それでは、どのようにしてコツコツ続けていけばいいのか。
それは、とにかくやってみるということです。そして、小さいことから始めて、継続していくということ。
仕事であれば、毎朝、出社したら自分の席の近くの同僚に「おはようございます。」とあいさつをする。ちょっとしたことでも「ありがとう。」と口頭やメールで相手に伝える。与えられた仕事を時間を決めて少しずつでも進める。一つの仕事を細分化して、一つずつ進めてみる。
ブログであれば、1日1記事を書くのが大変だと思ったら、1日1章だけ書く。それも大変だったら、ブログのネタを探す日を設けたりしながら、1日1行でもいいので毎日継続して書いていくことです。
他の人の書いたブログのことなど気にせずに、自分のペースで「コツコツ」と進めてみる。
そのような小さなことを積み重ねていくと、大きな資産となっていきます。そして、ときには1日1行しか書けなかったのに、今日は1日1記事書けたといった日もあるかもしれません。
おわりに
今回は、人の才能をうらやむ前に、コツコツ続けてみようについてお話しました。
才能は生まれ持ったものかもしれません。でも、「あの人の才能が欲しい」と思ったところで才能がもらえるわけではありません。ですが、努力であれば自分の意思でもできます。
他の優秀な人のことなど気にせずに、小さいこと、ちょっとしたことでも「コツコツ」始めてみることです。
コツコツと続けた先には、大きな資産となって、やがて自分の自信にもつながっていきますよ。