こんにちは、久川和人です。
WordPressで忘れがちなのが、バックアップ。
「WordPressやプラグイン、テーマを更新したらブログが表示されなくなった!!」
「ブログの画面が真っ白になった!!」
なんてことが起こっても、バックアップをしていれば元の状態に戻すことができます。
エックスサーバーであれば、自分で簡単にバックアップが取れるので、今回は、エックスサーバーでWordPressのバックアップを簡単に取得する方法についてお話していきます。
なお、エックスサーバーは、毎日、自動バックアップを取ってくれるのですが、復元させる場合は、15,000円(税抜き)かかります。なので、今回お話する手順で、自分でバックアップを取った方がお得ですよ。
この記事の目次
WordPressのバックアップファイルの基礎知識
WordPressのバックアップを取る前に、何のファイルをバックアップしておけばいいのか簡単に説明します。
WordPressのバックアップに必要なファイルは、2つ。
『データファイル』と『データベース』です。簡単に図で表すと、つぎのような感じ。
【データファイル】
- テーマのデザイン・設定
- プラグイン
- 画像・音声データ
など
【データベース】
- WordPress設定情報・ログインID・パスワード
- 投稿記事・固定ページ
- カテゴリ・タグ・コメント
など
この2つだけです。データファイルとデータベースは一度にバックアップすることができません。ただ、バックアップ方法は簡単ですので、ご安心くださいね。
特に意識する必要はありませんが、データベースは、『MySQL』という製品を使用しています。
それでは、それぞれのバックアップ方法を説明します。
エックスサーバーでWordPressの『データファイル』をダウンロードする方法
最初に、『データファイル』をダウンロードする方法について説明します。
①エックスサーバーのサーバーパネルにアクセスします。
⇒エックスサーバーのサーバーパネルにアクセスする
②サーバーIDとパスワードを入力し、【ログイン】をクリック。
③アカウント欄の【バックアップ】をクリック。
④『ホームディレクトリ』の右側の【ダウンロード】をクリック。
『ホームディレクトリ』をダウンロードすると、一度で、すべてのドメインのデータファイルがバックアップできます。
個別でバックアップを取りたい場合は、該当のドメインの【バックアップ】をクリックします。
⑤データファイルのバックアップが始まります。
ファイルが大きい場合は、数分~数十分ほどダウンロードに時間がかかります。ブラウザがGoogle Chromeの場合、ブラウザの下に、ダウンロード中の状態が表示されます。
⑥ダウンロードしたファイルを確認します。Google Chromeの場合はダウンロードが完了したら、【下矢印】をクリックし、【フォルダを開く】をクリック。
⑦ダウンロードしたファイルが表示されます。
⑧データファイルのバックアップは完了です。左上の『ServerPanel』をクリックして、管理画面に戻ります。
エックスサーバーでWordPressの『データベース』をダウンロードする方法
つぎに、『データベース』をダウンロードする方法について説明します。
①データベース欄の【MySQL設定】をクリック。
②【MySQLバックアップ】をクリック。
③データベースの一覧が表示されます。『データベース』は、先ほどの『データファイル』のように一度にバックアップできません。
上から順番に、【gz形式】をクリックし、【エクスポート実行】をクリックしていきます。
④自動的にエクスポート(ダウンロード)が始まります。もし、ダウンロードされない時は、【ダウンロードする】をクリック。
⑤ダウンロードが完了したら、【下矢印】をクリックし、【フォルダを開く】をクリック。
⑥ダウンロードしたファイルが表示されます。
⑦【MySQLバックアップ】をクリック。
※データベースが複数ある場合は、③~⑦を繰り返して、すべてのデータベースのバックアップをとります。
『データファイル』と『データベース』を一つのフォルダにまとめる
ダウンロードしたファイルは、あとでわからなくならないように、一つのフォルダにまとめることをおすすめします。
①【新しいフォルダー】をクリック。
②わかりやすいように、フォルダ名をバックアップした日付などにします。
③先ほどダウンロードしたファイルを②で作成したフォルダへ移動させます。
これで、一つのフォルダにバックアップファイルがまとまりました。バックアップデータは、パソコン本体だけではなく、外付けハードディスクやクラウドストレージなどに保存することをおすすめします。
これは、パソコン本体だけだと、パソコンが壊れたり、誤って削除してしまったり、コンピューターウイルスに感染して、バックアップファイルが利用できなくなることを防ぐためです。
クラウドストレージでは、Googleドライブだと、15GBまで無料で利用できます。
⇒Googleドライブの公式ホームページ
おわりに
エックスサーバーのWordPressのバックアップ方法について説明いたしました。
僕がバックアップするタイミングは、以下のとおりです。
- WordPressをバージョンアップ
- WordPressテーマを変更
- プラグインの追加・削除・バージョンアップ
- 新規ドメインを追加
エックスサーバーのサーバーパネルで操作するだけなので、こまめにバックアップは取るようにしてくださいね。
もし、このブログを読んで、興味を持った。質問がある。感想がある。などがありましたら、お気軽にお問い合わせにてご連絡くださいね。
⇒久川に問い合わせてみる。
最後まで読んでいただきありがとうございました。