段落と改行の違い

こんにちは、久川和人です。

ブログを書くときに、改行と段落を使い分けていますか。

パソコンとスマートフォンだと、画面の大きさが違うため、思ったように表示されない場合があります。

今回は、ブログで書く時の改行と段落の使い方についてお話していきます。

段落と改行の違い

最初に、段落と改行の違いを説明いたします。

  • 段落・・・文章をある程度の意味的なまとまりにしたもの。一つの主題を持った文章の切れ目
  • 改行・・・長い分を区切って、行を変えること

たとえば、つぎのような文書で、段落と改行の違いを表してみます。

原文
ブログを始めたばかりで稼げないときに、あなたが好きでもないこと・書きたくないことをブログのテーマにしても、ブログを書くのが楽しくないし、苦痛になります。おまけに、お金も入ってこない。稼ぐことを意識しているのに稼げない、おまけに楽しくもないし、苦痛となると、やる気も起きず挫折しやすいですよね。

この原文を段落で分けてみます。” ”の部分で段落を使っています。

段落を使った例
ブログを始めたばかりで稼げないときに、あなたが好きでもないこと・書きたくないことをブログのテーマにしても、ブログを書くのが楽しくないし、苦痛になります。おまけに、お金も入ってこない。 
稼ぐことを意識しているのに稼げない、おまけに楽しくもないし、苦痛となると、やる気も起きず挫折しやすいですよね。

段落を使うことで、文章が2つに分かれて読みやすくなったかと思います。

では、つぎに改行を入れてみます。” ”の部分で改行を使っています。

改行を使った例
ブログを始めたばかりで稼げないときに、 
あなたが好きでもないこと・書きたくないことを 
ブログのテーマにしても、 
ブログを書くのが楽しくないし、 
苦痛になります。 
おまけに、お金も入ってこない。
稼ぐことを意識しているのに稼げない、 
おまけに楽しくもないし、 
苦痛となると、 
やる気も起きず挫折しやすいですよね。

改行を使うとさらに読みやすくなりますよね。特にメールやPDFなどの場合は、このように、文章を段落や改行を行うことで、読者さんが読みやすくったり、理解しやすくなります。

ブログを書く際の改行と段落の使い方

では、ブログを書く際は、改行と段落はどのように使ったらよいのでしょうか。

これについては、ブログを書く人の個性や好みによって変わります。

でも、僕は、以下のことだけは、注意しています。

  1. 文章の区切りには、段落を使う。
  2. 一文は改行を使わずに続ける。

ここでいう一文とは、文の始まりから、「。」までのことです。

『1.文書の区切りには、段落を使う。』は、読者さんの読みやすさとHTMLのルールに従うためです。HTMLのルールについては後ほど説明いたします。

『2.一文は改行を使わずに続ける。』は、いろいろな人のメールを読んでいると、一文の途中で改行をすることが多いですよね。しかも、20文字ぐらいで改行すると読みやすいですよね。

でも、僕は、一文は改行や段落を使わずに、「。」まで続けることをおすすめしています。

その理由は2つあります。

  1. スマートフォンで見る読者さんのため
  2. HTMLのルールに従うため

最近は、スマートフォンで記事を見る読者さんが増えています。パソコンで見るよりもスマートフォンで見る読者さんが多いようです。

スマートフォンは機種により、1行あたりに表示する文字数が違います。20文字以下しか表示できないもの、40文字以上表示できるものなどばらつきがあります。

そのような場合、スマートフォンで見たときに、以下のように、おかしなところで改行されて表示されます。

先ほどの例で見てみましょう。

パソコンの場合
パソコンの例文
スマートフォンの場合
スマートフォンの例 

パソコンで見た場合は、改行したいところ改行されます。でも、スマートフォンの場合は、スマートフォンの画面の大きさに合わせて改行されるので、変なところで改行されることがあります。

そのため、スマートフォンの場合は、一文は改行をしない方が自然に文字を読むことができます。改行しない場合は、つぎのようにスマートフォンで表示されます。

改行しないときのスマートフォンの場合
スマートフォンの場合

改行がない方が、一つの文がどこまでかわかるようになり、読みやすくなりませんか。

ただし、これはあくまで僕の個人的な考え方です。あなたの個性的な文章の書き方に合わせて使い分けてくださいね。

つぎに『HTMLのルールに従うため』というのは、文章の途中で改行はしないと思ってもらえれば大丈夫です。

HTMLとは、ブログを表示させるための言語です。

改行は<br/>で表され、段落は</p>で表されます。

1つの文章を段落</p>で区切ってしまうと、HTMLとしては、</p>の前後で違う文章となってしまいます。先ほどの例で行を変える時に段落にした場合、HTMLで表すとつぎのようになります。

HTMLで段落を使った場合

<p>ブログを始めたばかりで稼げないときに、</p>

<p>あなたが好きでもないこと・書きたくないことをブログのテーマにしても、</p>

<p>ブログを書くのが楽しくないし、</p>

<p>苦痛になります。</p>

 

段落にしてしまうと、

『ブログを始めたばかりで稼げないときに、』

『あなたが好きでもないこと・書きたくないことをブログのテーマにしても、』

『ブログを書くのが楽しくないし、』

『苦痛になります。』

というように、それぞれ、別々の文章として認識されてしまいます。

そのため、一つの文章の中で行を変えたい時は、改行をします。

HTMLで改行を使った場合

<p>ブログを始めたばかりで稼げないときに、<br/>

あなたが好きでもないこと・書きたくないことをブログのテーマにしても、<br/>

ブログを書くのが楽しくないし、<br/>

苦痛になります。</p>

 

改行を利用することで、
『ブログを始めたばかりで稼げないときに、あなたが好きでもないこと・書きたくないことをブログのテーマにしても、ブログを書くのが楽しくないし、苦痛になります。』
が一つの文として認識できます。

これは、グーグルなどの検索エンジンでも、段落と改行は、このように認識する恐れがあるので、避けた方がいいです(ただし、最近の検索エンジンは認識精度が高いので、このような場合でも一文として認識してくれる可能性もあります)。

改行と段落のキーボードの入力方法

最後に、改行と段落のキーボードの入力方法について説明いたします。

  • 段落・・・『Enter』キー
  • 改行・・・『Shift』キー+『Enter』キー(Shiftキーを押しながら、Enterキーを押す)。
    パソコンがMACの場合は、『Shift』キーではなく、『command』キー。

まとめ

改行と段落について説明いたしました。

僕がおすすめするにはつぎのとおりです。

  • 文書の区切りは、段落と使う。
  • 一つの文(「。」まで)は、改行せずに書く。

もちろん、文章によっては、一つの文の中で改行させた方がよいこともあるかと思います。あくまで、ブログを書く際の一つの基準として、書かせていただきました。

また、メールやPDFなどを作成する際は、見やすいように、一つの文の途中で改行をして読みやすくするのは問題ありませんよ。

パソコンやスマートフォンで見る読者さんが読みやすい文章を書いていくため、見た目についてお伝えいたしました。

あなたの個性を大事にしつつ、ブログを書いていってくださいね。

久川和人のうつ病克服への日記を別のブログで書いています。読んでもいいよって方は、以下をクリックしてみてくださいね♪
日記
好きなことを仕事にできるブログライティングが身に付く教科書”ドリームライティング”
ドリームライティング

趣味ブログから始めて、
あなたの好きな場所で、好きな時間に、好きなことを仕事にできるブログライティングを身に付けてみませんか?
そんな夢が叶う教科書が”ドリームライティング”です。
今なら僕の特典も付いています。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事