エックスサーバーで『Fatal error: Maximum execution time of 30…』が発生した場合の対応方法

こんにちは、久川和人です。

WordPressで、ブログのデザインや設定を変更しようとしたときに、『Fatal error: Maximum execution time of 30 seconds exceeded in ...』というエラーが発生して先に進めないことがあります。

でも慌てないでください！！

このエラーが発生する場合のケースとして、WordPress管理画面の

• 【外観】→【カスタマイズ】をクリックした際
• 【メディア】→【新規追加】をクリックした際

に発生することが多いです。

最近そのようなお問い合わせが多くあり、いずれの場合もエックスサーバーでは簡単に解決することができますので、その対処方法をお伝えします。

『Fatal error: Maximum execution time of 30 seconds exceeded in ...』の原因

この『Fatal error: Maximum execution time of 30 seconds exceeded in ...』は、PHP処理が30秒以上かかっているというエラーです。

PHPとは簡単に説明すると、WordPressなどで使われているプログラム言語の一つ。PHPの設定では、PHP処理のタイムアウトが30秒に設定されています。そのため、PHP処理が30秒以上かかってしまうと、エラーとなるのです。

そのため、PHP処理の設定を30秒より大きい値に変更すればよいのです。

『Fatal error: Maximum execution time of 30 seconds exceeded in ...』の対処方法

エックスサーバーの場合、PHP処理の値を変更するのは簡単にできます。その手順はお伝えします。

1.エックスサーバーのサーバーパネルにログイン

エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。
↓
https://www.xserver.ne.jp/login_server.php

インフォパネルからログインした場合

インフォパネルからログインした場合は、サーバーパネルの【ログイン】をクリックします。

2.『php.ini設定』を選択

PHP欄にある【php.ini設定】をクリックします。

3.ドメインの選択

エラーが発生してるドメインの【選択】をクリックします。

4.『php.ini設定変更』を選択

【php.ini設定変更】をクリックします。

5.その他の設定にある『max_execution_time』の値を変更

画面を下にスクロールさせると、【その他の設定】欄に【max_executin_time】があります。その値を"60”に変更します。

設定したら、画面を一番下にスクロールして、【設定する（確認）】をクリックします。

【max_execution_time】が”60”に変更されていることを確認し、【設定する（確定）】をクリックします。

6.エラーが出た動作を実行する

エラーが出たときの動作を実行して、『Fatal error: Maximum execution time of ..』が出ないかどうか確認します。

通常は、『max_execution_time』の値を”60”に変更すればエラーは解消されます。しかし、それでもエラーが出る場合は、『max_execution_time』の値を”120”、”180”などに変更します。

もし、”180”に変更してもエラーが解消されない場合は、別の問題も考えられるのでエックスサーバーに問い合わせをしてみてください。

まとめ

今回は、『Fatal error: Maximum execution time of 30 seconds exceeded in ...』というエラーが発生した場合の対処方法について説明しました。

本当は、エラーになっている箇所を見つけ、解決させるのが一番いいのです。ただ、WordPress本体やWordPressテーマ、プラグインなどが混在している環境で、根本原因を解決させるのは難しいです。

そのため、今回お伝えした『max_execution_time』の値を変更することを試してみてくださいね。