こんにちは、久川和人です。
うつ病や適応障害になって休職することになったり、休職しないまでも会社に行くのがつらいと思って日々過ごしていませんか。
そのようなときは、「もう人生終わりだ・・・」なんて思うかもしれません。
でも、人生終わりだなんて思う必要はないのです。
今回は、うつ病で休職した僕が気が付いた、うつ病になって休職したって、人生そのものが終わりなんかじゃないということをお話していきます。
うつ病になっていなくても、会社に行くのがつらいと思っている方も参考になるはずです。あなたが少しでも気持ちが楽になってもらいたいと思って記事にしました。
僕はうつ病になって休職しました
僕は仕事の激務と人と接することが苦手なことから仕事の人間関係のつらさが強くなり、うつ病になって休職しました。休職直前の僕はこんな状態でした。
- 胃が痛く、食欲もなく、ほとんど物が食べられない。
- 夜は眠くてもなかなか眠れず、眠れたとしてもすぐに目が覚めてしまう。そのため、睡眠不足で昼間も眠く、常に疲れている状態だった。
- 何をするにも不安なことばかり考えてしまい、行動できない。
- 病気になったり、事故にあったりして死んだら楽になれるのにと常に期待していた。
- うつ病の薬、胃薬、睡眠薬などいろいろな種類の薬も飲んでいたが、まったく効かなかった。
結局、朝起き上がることができなくなり休職することになったのです。休職したときは健康なときと比べて、大幅に体力が落ち、体重も10kg以上減っていました。体力の落ちようといったら、少しの早歩きもできないぐらいです。
休職してしばらくは布団で横になっていることが多く、でも眠ることができなかったので、休職したことへの罪悪感や復職できるかどうかの不安、収入が減ることから経済的な不安など、とにかく、不安なことばかりを考えて心が休まることはありませんでした。
そして、このまま起き上がることができなくなるのではないかと思い、僕の人生そのものが終わったような気持にもなったのです。
でも、数週間もすると休職したことへの罪悪感も薄れ、少しずつですが食事ができるようになったり、睡眠をとったり、家の外に出られるようにもなってきました。ただ、うつ病で休職したこともあり、人生そのものが終わってしまったような気持ちだけは残っていました。
それでも、うつ病は完全には治ったわけではありませんが、休職して5か月後には復職して再び会社へ行くようになっていました。
しかし、仕事の内容は休職前とほとんど変わらず、激務の毎日が続きます。人間関係のつらさも変わりません。
「やっぱり、僕は会社員には向かない。ダメな人間なんだ。」
そう思いながら、人生そのものが終わったような気持ちが強くなっていきました。
ブログを始めて気付く
そのようなときに、趣味ブログを始めました。趣味ブログを始めたきっかけは、僕が通院している心療内科の主治医から、「うつ病治療には日記を書くのがいい。試しに何でもいいから書きたいことを書いてみてください。」と何度も言われたことです。
そして、趣味ブログを書き始めました。ただ、ブログを始めた最初のうちは何を書いたらいいのかがわからず、ブログを書いている人たちがどのようなことを書いているのかインターネットで見ていました。
そうすると、僕には書けないようなテーマや発想で記事が書かれており、ほかの人のブログを見れば見るほど自信がなくなっていったのです。
「やっぱり自分にはできない。」
仕事もダメ、仕事以外のことでもダメな自分を知ることとなり、ますます自信がなくなっていきました。そのときは、何をやってもダメだと思うようになり、
「うつ病も治らないし、仕事もダメ、何をやってもダメ。僕の人生そのものが終わっている。」
そのように感じました。
でも幸いなことに、僕には神社めぐりという趣味があり、何度もブログを書くのを挫折しそうになりましたが、神社をテーマにして記事を書くことにして、
「自分のペースで書いていけばいい。」
そう思って、続けることができるようになりました。そして、趣味ブログ以外にも、このブログのように自分の書きたいこと人に伝えていきたいと思えるようになり、今では人間関係に悩んでいた僕がインターネットを使って、会話をしながら人に教えたりもするようになりました。
人生そのものが終わったわけじゃない
僕は復職後、ブログを書いたり、インターネットを使って人に教えたりしながら過ごしているうちに、気が付いたことがあります。
それは、
「僕は会社員には向いていないから、無理に会社員を続けたことで、体調を崩し、うつ病になって休職までした。」
ということ。
つまりは、
「うつ病になって休職したからって、人生そのものが終わったわけではない。単に、会社員に向いていなかっただけ。」
ということなのです。
急激な変化に対応できなかっただけ
人類の祖先が誕生したのが約10万年前といわれています。そして、長い年月をかけて進歩していきました。
日本人は、もともと稲作などの農業活動を行う農耕民族。昔は会社員なんて職業はありませんでした。それが産業が発展していくとともに、わずか100年もしないうちに世の中は変わりました。
僕の田舎でも農業で生計を立てていたので、ご先祖様の時代から農耕民族。その農耕民族のDNA(遺伝子)を受け継いでいる僕が会社員となり、急激な変化や進歩に対応できなかっただけだと思っています。
そして、うつ病や適応障害になって休職することになったり、休職しないまでも会社に行くのがつらいと思って日々過ごしている人も、僕と同じように、急激な変化や進歩に対応できなかっただけなのかもしれません。
まとめ
今回は、うつ病で休職した僕が気が付いた、うつ病になって休職したって、人生そのものが終わりなんかじゃないということをお話しました。
「うつ病になって休職したからって、人生そのものが終わったわけではない。単に、会社員に向いていなかっただけ。」
そう思って、人生全てを悲観的に思わないでください。うつ病になると病気のせいで悲観的になったり、何もしたくない、なにもできないという状態になるのは仕方がないことかもしれません。そのようなときは、休むということも大事です。
あなたのやりたいことや得意なことは必ずあります。それが、会社員ではなかった、ただそれだけのことなのです。
だから僕はあなたに伝えます。
「うつ病や適応障害になったって、人生そのものが終わりなんかじゃないよ。単に、会社員に向いていなかっただけのこと。」
ただそれだけのことなのです。
もしあなたが会社員に向かないと思うなら、好きなことを仕事にするという会社員ではない道もありますよ。詳しくはこちら
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