テーマの編集

こんにちは、久川和人です。

WordPressで『テーマの編集』をしようとすると、エラーが出て編集できない場合があります。

今回は、WordPressの『テーマの編集』でエラーが出た際の対処方法についてお話していきます。

WordPress4.9以降で『テーマの編集』でエラーが発生

WordPressで『テーマの編集』を行い、【ファイルの更新】を行おうとすると、エラーメッセージが出てファイルの更新ができない場合があります。

たとえば、こんなメッセージ。
テーマの編集

致命的なエラーをチェックするためにサイトと通信できないため、PHPの変更は取り消されました。SFTPを使うなど、他の手段でPHPファイルの変更をアップロードする必要があります。

これは、WordPress4.9から実装された構文エラーを防ぐための機能です。

『テーマの編集』で扱うPHPというファイル類は、WordPressを動作させるために非常に重要なファイルです。phpファイルの設定を間違うと、画面が真っ白になって何も表示されなくなることもあります。

ただ、実際には、編集した内容によっては問題ない構文でも、エラーと判断して更新できないことが起こっています。

見出しのデザインを変更したり、アドセンスコードを貼ったりするのに、テーマの編集ができないと困りますよね。

そのようなときは、FTPクライアントソフトとエディタを使用して、PHPファイルを直接編集します。

FTPクライアントソフトとエディタを使用した、『テーマの編集』を行う方法

FTPクライアントソフトとエディタを使用した、『テーマの編集』はつぎの手順で行います。

  1. FTPクライアントソフト(FileZilla)の導入
  2. エディタ(サクラエディタ)の導入
  3. FTPクライアントソフトから編集したいファイルをダウンロード
  4. エディタでファイルを編集
  5. FTPクライアントソフトで編集したファイルをアップロード

それぞれ、順番に説明します。

1.FTPクライアントソフト(FileZilla)の導入

テーマの編集にあるphpファイルをダウンロードするため、FTPクライアントソフトを導入します。僕がおすすめしているのは、FileZillaというソフトになります。

導入方法は、こちらの記事をご覧ください。

 

2.エディタ(サクラエディタ)の導入

Windowsの場合、標準でメモ帳がインストールされています。しかし、PHPファイルをメモ帳で編集してしまうと、文字コードが対応しておらず、PHPファイルの中身がおかしくなります。Microsoft Wordも対応していません。

必ず、PHP用のエディタを利用してください。

PHP用のテキストエディタとしては、無料のものだとサクラエディタやTeraPad、有料のものだと秀丸エディタなどがあります。

ここでは、サクラエディタの導入方法はこちらの記事をご覧ください。

 

3.FTPクライアントソフトから編集したファイルをダウンロード

FileZillaで、WordPressテーマの編集にあるファイルにアクセスします。アクセス先は、
「ドメイン名/public_html/wp-content/themes/テーマ名」
です。

ここでは、例として、WordPressテーマのシンプリシティの”header-insert.php”をダウンロードします。

「ドメイン名/public_html/wp-content/themes/simplicity2-child」にある”header-insert.php”をドラック&ドロップで左ウインドウにコピーします。
ドラック&ドロップ

これでサーバーから”header-insert.php”をダウンロードできます。

4.エディタでファイルを編集

1.ダウンロードした”header-insert.php”を右クリックして、【開く】をクリックします。
PHP編集

2.①「サクラエディタ」をクリックし、②【OK】をクリックします。一覧にサクラエディタがない場合は、【その他のアプリ↓】をクリックしてサクラエディタを探します。
サクラエディタを開く

3.エディタが開くので、編集が終わったら、【上書き保存】ボタンをクリックします。
エディタを保存

5.FTPクライアントソフトで編集したファイルをアップロード

1.編集したファイルをドラック&ドロップで右ウインドウにコピーします。
右ウインドウにコピー

2.上書きするかどうかの確認メッセージが表示されます。そのまま、【OK】をクリックします。
保存確認

3.ファイルが保存されました。FileZillaは右上の【×】をクリックして、閉じてください。
閉じる

おわりに

今回は、WordPressの「テーマの編集」でエラーが保存できない場合についてお話いたしました。

FTPクライアントソフトとエディタが必要になりますが、つぎの手順で編集は可能です。

  1. FTPクライアントソフト(FileZilla)の導入
  2. エディタ(サクラエディタ)の導入
  3. FTPクライアントソフトから編集したいファイルをダウンロード
  4. エディタでファイルを編集
  5. FTPクライアントソフトで編集したファイルをアップロード

始めのうちは、エディタで修正するのが不安になるかと思いますが、FTPクライアントソフトとエディタを利用すれば簡単に編集できます。ただし、エディタはWindowsに標準にある「メモ帳」は使用しないようにしてくださいね。

もし、テーマの編集でエラーがでて対応ができなくなった場合はお試しください。

 

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